かつて森の王者といわれたクマが、いまや絶滅寸前。そのツキノワグマと約20年間にわたって、家族として暮らした著者からの「命」にまつわる物語です。地球上の生物多様性が猛スピードで失われているいま、人間と野生動物の「真の共存」について伝えます。