タロットカードを巡る波乱の日常に慣れ始めた四阿秋人だが、相変わらずその占いの腕は冴えない毎日。そして『持ち札』となった美少女たちとの同棲生活は、青少年である秋人には色々刺激が強すぎるようで…。そんな矢先、次の封印(キス)の対象であるタロットが見つかった。鬼堂真冬と呼ばれるその人物は、今までのタロットに憑かれた少女たちとは異なり、巧妙に自身の素性を隠す、謎に包まれた人物だった。しかし、秋人にとっての問題はそちらではなく、タロットである真冬が、"男"だったことで…。