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  • 著者こがらし輪音
  • 出版社KADOKAWA
  • ISBN9784048936255
  • 発行2018年2月

この空の上で、いつまでも君を待っている

“将来の夢”なんてバカらしい。現実を生きる高校生の美鈴は、ある夏の日、叶うはずのない夢を追い続ける少年と出会う。
 東屋智弘。自分とは正反対に、夢へ向かって一心不乱な彼に、呆れながらも惹かれていく美鈴。しかし、生き急ぐような彼の懸命さの裏には、ある秘密があって――。
「死んででも見たい何かって、あるんじゃないかと思うんだ」
 少年が守り抜いた約束と、奇跡の結末に触れたとき、再びページをめくりたくなる。
 夏の日を鮮やかに駆け抜けた、一つの命の物語。

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