相対論の第一人者キップ・ソーンによると、宇宙の虫食い穴を使えば未来へ行くことができるかも知れない、という。本当だろうか?また"車椅子の天才"スティーブン・ホーキングの理論では、宇宙の初めは"虚時間"だったという。虚時間って、何なのだ?いったい、なぜ、そんな時間を考えるのか?本書は、時間をめぐる七つのナゾをとりあげ、平易明解な説明を与える。物理ファン待望の書。