20歳でポーランドを離れたショパンはパリに定住し、生涯ふたたび祖国の土を踏むことはなかった。彼にとって祖国とは何であったか…。多くの謎に包まれたその人間像を残された手紙の数々から解き明かし、ロマン派以降の近代の音楽家達を襲った観念地獄・自意識地獄に抗して純粋な「音」と向き合ったショパンの芸術の核心に迫る。在来のロマンティクなショパン像の通念を破る、音楽批評の金字塔。
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