『ラプラタの博物学者』や『はるかな国とおい昔』などで知られるハドスンは、一方で大好きな鳥についての本を著した。この『鳥たちをめぐる冒険』はその一冊である。ハドスンは自然の生物の中で鳥こそ自然の生命力が最もきれいで、快活で、自由な形であらわれており、鳥による喜びは他にかえがたいという。鳥たちとの出会いや思い出を通して、自然と人生への限りない愛情と喜びを綴る博物学の名著。