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  • Author執行草舟
  • Publisher講談社
  • ISBN9784062156806
  • Publish Date2010年12月

生くる

還れ、日本人の心に。
物質文明に惑わされ、生きにくい時代に切ない涙を流す現代人へ「生(いのち)の完全燃焼」を激烈に問う。
<本文より>
●「現代人は物事を理解しわかろうとし過ぎる。人生や人の心、果ては、あの世から宇宙そして未来にまで及んでいる」(「わからぬがよろしい」)
●「そうなのだ、書物は口を利けないのだ。そして、この魂の対話なき読書は読書ではない」(「読書論」)
●「余計なものを捨てても捨てたことにはならない。前へ進むためには、大切なものを捨てなければならないのだ」(「捨てることについて」)
●「死がなければ人生の意味は何もない。自由自在に動き回って、愉しむことができるのは、還るべき『永遠の家』としての死があるからなのだ」(「運命を愉しむ」)

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