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  • 著者神立尚紀
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062163026
  • 発行2010年7月

祖父たちの零戦


「ミノル、俺たちのやりたかったのはこんなことだったのかな」――
“二十七機撃墜・味方損失ゼロ”奇跡の初空戦を指揮した進藤三郎、
敗色濃くなった南太平洋でなおも完勝をつづけた鈴木實、交錯する
二人の飛行隊長の人生を縦糸に、元零戦搭乗員一二四名へ未踏の
二〇〇〇時間インタビューを横糸にして織り上げた、畢生のノンフィクション!
<推薦コメント>
日本人として身震いするほど感動した。
この書は、名もなき英雄たちの叙事詩であり、鎮魂歌でもある。
百田尚樹(作家)
空で勇猛だった零戦搭乗員が、下界へ戻ると無口で茶目ッけの多い平凡な若者に変る。
その清々しい生き方を描いた感動的物語。
阿川弘之(作家)
著者略歴:
神立尚紀(こうだち・なおき)
1963年、大阪府生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。1986年より講談社「フライデー」専属カメラマンを務め、主に事件、政治、経済、スポーツ等の取材報道に従事。1995年、元零戦搭乗員の取材を開始する。1997年、フリーとなり、その後は主に人物ドキュメンタリーや戦史取材に力を注ぐいっぽう、カメラ・写真雑誌でも記事や写真を発表。著書に「零戦の20世紀」(スコラ)、「零戦最後の証言」、「撮るライカ」、「零戦隊長~二〇四空飛行隊長宮野善治郎の生涯」(いずれも光人社)、「戦士の肖像」(文春ネスコ、文春文庫)などがある。社団法人日本写真家協会(JPS)会員、東京工芸大学非常勤講師。NPO法人「零戦の会」理事兼副会長。
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  • 中西 圭一