天と地が分かれ、一輪の花が咲きました。それは、大地いっぱいに広がり、やがて動物や人があらわれます。そこには、たくさんの喜びもありますが、抱えきれないほどの大きな悲しみもあります。それでもお日様は地上を照らしています。どんな悲しみのあとでも、また一輪の花が咲き、やがてそれは大地いっぱいに広がっていくのです。詩的な日本語で綴られた絵本を、英語翻訳の大家、ピーターマクミラン氏が、みごとに翻訳。