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  • 著者かわぐちかいじ
  • 出版社小学館
  • ISBN9784091823939
  • 発行1991年8月

メドゥーサ 3

政界を舞台に、龍男と陽子の激しい愛を描いた、異色政治ロマン!!

▼第1話/攻防▼第2話/砦の上で▼第3話/終わりなき闘争▼第4話/逃亡▼第5話/陽子へ……▼第6話/大阪発最終便▼第7話/遺産▼第8話/陽子の決意[1]▼第9話/陽子の決意[2] ●登場人物/榊龍男(城南大学2年生。代議士・榊龍太郎の養子で、榊陽子の義兄)、榊陽子(城東大学2年生。榊龍太郎の娘で、全闘委員会に所属。メドューサというコードネームを持つ)、山路(城東大学全闘委員長)、田丸麗子(代議士・田丸善太の娘) ●あらすじ/2月1日の未明から始まった城東大攻防戦は、夜になっても時計台講堂突入を果たせず、事態は一進一退を繰り返していた。一方、自宅で攻防戦の様子を伺っていた龍太郎は、辞表を書きながら、陽子の身を案じていた(第1話)。▼翌朝、遂に警察の特攻隊が時計台講堂突入を果たし、山路や陽子らは、徹底抗戦に出た。特攻隊の動きを止めるために火炎ビンを投げるように言われた陽子であったが、脳裏にこんなことは不毛な殴り合いだという龍男の言葉が浮かび、行動をとることができなくなった(第2話)。 ●本巻の特徴/第3巻は、誤って特攻隊を殺害してしてしまった山路とともに陽子は逃亡することを決意する。だが、龍男と遂に結ばれた陽子は、運動家である自分の立場にジレンマを抱えてしまう。また、本巻で父親である榊龍太郎が死に、龍男に総理大臣になれと遺言をのこす。 ●その他の登場キャラクター/榊龍太郎(第1、3、5~7話)、寺田(第1、3、5話)、田丸善太(第1、5話)、佐倉総理(第5、7話)

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