• 著者斉藤倫 植田真
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062209717
  • 発行2018年6月

えのないえほん

あるところに みにくい けものが いました
 どんなに みにくいか 
 その すがたは 
 たとえ せかいいちの えかきを つれてきても 
 えがけなかったことでしょう               ――本文より
『どろぼうのどろぼん』の斉藤倫がおくる、みにくいけものと、おんなのこの、ものがたり。だれからも、ひどくみにくいといわれ、いつも、このよからきえてしまいたいとおもっていたけものは、おんなのことであい、はじめてこころをかよわします。
 アンデルセンの『絵のない絵本』が、つきのひかりが、せかいをくまなくみてまわるおはなしなら、これは、つきのひかりのとどかないばしょのものがたり。

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