革命の象徴であり、虐げられる人々の希望の星である『金の狼』フェンリルは、沙漠でシティの者たちに攫われたベドウィンの女たちを助け、沙漠を統べるバダウ族の存在を知る。そこへバダウの白の聖者タウバが、王の言葉によりフェンリルを迎えに現れた!白の聖者は人々を光へ、黒の聖者は人々を闇へと導くという…。タウバと共に沙漠へ赴いたフェンリルは、夜な夜な黒の聖者ナフスの誘惑に苦しむことになり。