みごとな改造を繰り返してきた感覚器の歴史。餌を探すため、繁殖相手を見つけるために、感覚器は動物にとって欠かせない器官である。しかし、その形や機能は千差万別で、そこには動物たちがくぐり抜けてきた試練の歴史が刻まれている。全身にあるミミズの原始的な視覚器から再び水中に戻ったクジラの絶妙な聴覚器まで、眼、舌、鼻、耳、皮膚……に秘められた壮大な進化の物語! (ブルーバックス・2011年1月刊)
壮観!詳細な図解で見る進化の大河ドラマ!
原始的なミミズの視覚器は、どのように進化して脊椎動物の高度な「眼」になったのか?
「耳」のもとになった意外な器官とは何か? 一度は陸に上がり、海に戻ったクジラの感覚器の
特殊な進化とは?
視覚・聴覚・味覚・嗅覚・体性感覚など、生物が世界を知る道具である「感覚器」の進化を、
膨大な数の解剖を経験した著者の迫力満点の図版でたどる。
小飼弾氏絶賛「図解 器官の進化」シリーズの第1弾!