Excelを使ううえで避けて通れない「データ入力作業」を早く正確に行える仕組みの作り方を解説します。VBAなどの高度な機能は使わずに、オートフィルや表示形式、データの入力規則、VLOOKUP関数、OFFSET関数、条件付き書式などの基本機能を上手に組み合わせ、日付や曜日、金額データの入力などの自動処理を実現。面倒なデータ入力作業の手間や時間、ミスを激減させ、作業効率を大幅にアップさせます。
「わかりやすい!」と好評をいただいている「入門者のExcel VBA」の著者が、あらゆる職場で欠かせないExcelのデータ入力作業を、早く正確に行える仕組みの作り方について、カラーで見やすい図を用いて丁寧に解説します。
「データ入力作業を効率的に行えるかどうかは入力する人次第」と考えがちですが、作業を行うExcel側の仕組みを整えることも重要です。Excelの機能を上手に組み合わせると、一部の入力を自動処理できるようになるなど、入力の手間を大幅に減らし、誰が作業しても(たとえデータ入力が苦手な人でも)早く正確にデータ入力を行えるようになります。
本書では、Excelが得意な部分はExcelの機能に頼り、入力する人の作業をできるだけ減らしていくことの有益さを、実例をとおして学ぶことができます。なお、VBAのような習得に時間のかかる機能は使いません。簡単な機能を適切に連携させるだけなので、週末に覚えて月曜から作業の現場にすぐ導入することも可能です。
「データ入力に時間がかかるし、入力後のチェックにも時間がかかる」という方や、「部下にデータ入力を依頼しているけど、正確に入力できているか心配」という方。本書で、入力ミスさせない仕組みの作り方を学んでみませんか。