いま、社会の急激な変化に対して、仏教のうたう「普遍的な悟り」は有効なのか?死すべき自分が「他者」の存在を理解できるのか?各宗教の「世界」把握の方法論をたどり、現代日本に求められる世界観の体系を解明する。