近くの書店で在庫を調べる
  • 著者東島誠
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062584678
  • 発行2010年6月

自由にしてケシカラン人々の世紀

選書日本中世史 第2弾!
可能態としての中世社会
この社会を変えることの困難さ、いまこの社会を生きることの困難さは、「公」が曖昧な形で「私」を包摂しているという、日本社会の<公共性>の構造に由来している。しかし、南北朝と戦国という中世における2つの「変革期」、それはたしかに、社会が変わる可能性をもっていた時代であった。その「変革可能性」が隆起しては陥没していったさまを、深く鋭い歴史学の視線と、きわめて平易で軽妙な語り口とで、あざやかに、そして熱く論じる!

>> 続きを表示
    •  
    • この本が読めるところ
    • 借りた人・借りている人