栗橋北中三年A組の有志八人が埋めたタイムカプセル。誰も会ったことのない不登校の不破勇の小説も中にあった。十年後、メンバーたちに「選ばれ死君たち」宛の不気味な案内状が届く。卒業式に出られなかった綾香は当時のメンバーと会うが、ある言葉を聞くと、なぜか誰もが口を閉ざす。そして開封の日が訪れる。