序章 社会学と教育現場の往復から考える(「若者の○○離れ」をめぐって 若者を論ずる三つの理由 ほか) 第1章 「虚構」の時代としての現代-一九七〇年代後半を「始まり」とみる(「一九七〇年代後半」から始めることの意味 「団塊ジュニア前後の世代」の思春期 ほか) 第2章 「いまの愛情」の時代としての現代-一九八〇年代後半を「始まり」とみる(一九八〇年代後半における「新しい子ども観」 「生きる力」と新自由主義 ほか) 第3章 「塾講師」の体験からみた現代-"魔のない世界"からの追放/解放(塾講師の体験を論述するためのただし書き 「小六中学受験コース」を担当する心境 ほか) 終章 「不確実な未来、残酷な世界」を生きるために(なぜ「若者へのお説教」が必要か? 「バラ色の未来」の危険性 ほか)