だから僕は、被災地に向かった。被災者の気持ちを、わかろうとする努力を怠らずにいたい。無力感から歩みをとめてしまうことが、いちばん怖い。立ち止まっていても、だれかの役に立つことはできない。被災地のために、精一杯のことを第一章 僕に何ができるのか 三月十一日/父として/自粛と他粛/無力感のなかで第二章 そして、被災地に向かった 青空を見上げて/「また会いましょう」/こどもの日/灯りをともして/ プレイボール!/ファイト新聞第三章 いま、思うこと 希望――目次より