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  • 著者せがわまさき 山田風太郎
  • 出版社講談社
  • ISBN9784063614664
  • 発行2006年8月

Y十M~柳生忍法帖~ 4

徳川三代将軍家光の治世。会津藩の国家老・堀主水一族は、謀反の罪で捕らえられ斬首される途中、鎌倉の東慶寺にて悪鬼・会津七本槍の手によって一族の女たちを次々に惨殺された。生き残った堀の女たち七人は一族の仇を討つため、江戸柳生家の長男にして剣の天才児、柳生十兵衛三厳を指南役として迎える。十兵衛は女たちを導くことを約束するが、復讐の的である七本槍に自分は直接一切手を出さないことを決まりとした。かよわき女七人、未曾有の復讐は果たして成るか!?
堀の女たち7人は、当代きっての剣の天才児・柳生十兵衛三厳に導かれ、悪逆・会津七本槍の大道寺鉄斎(鎖鎌使い)と平賀孫兵衛(槍使い)を倒した。一方七本槍は、般若面をつけて江戸市中の美男美女たちの祝言を襲い世間を騒がせ、自分らに仇をなす謎の般若面(十兵衛)をあぶりだそうとしていた。両者が互いの裏をかこうと画策する中、戦いの場は江戸の加藤屋敷へ!そこで十兵衛が見たおぞましきものとは!? 花地獄が開く!!

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