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  • 著者せがわまさき 山田風太郎
  • 出版社講談社
  • ISBN9784063616354
  • 発行2008年1月

Y十M~柳生忍法帖~ 9

徳川三代将軍家光の治世。会津藩の国家老・堀主水一族は、謀反の罪で捕らえられ斬首される途中、鎌倉の東慶寺にて悪鬼・会津七本槍の手によって一族の女たちを次々に惨殺された。生き残った堀の女たち七人は一族の仇を討つため、江戸柳生家の長男にして剣の天才児、柳生十兵衛三厳を指南役として迎える。十兵衛は女たちを導くことを約束するが、復讐の的である七本槍に自分は直接一切手を出さないことを決まりとした。かよわき女七人、未曾有の復讐は果たして成るか!?
5人の僧の犠牲と引き換えに、会津を脱出したお千絵とお笛。一方、敵の魔窟・会津城へは沢庵が入り、芦名銅伯の裏をかこうと画策する。だが敵は芦名衆の大首領。沢庵が予想もしなかった奥の手を準備していた!江戸へと辿り着いたお千絵とお笛が知った、驚がくの真実とは!?そして天下の名僧、沢庵が目にした秘術とは!?予想だにしなかった窮地に陥る十兵衛、その運命はいかに!?

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