切り口は「口碑伝承をおろそかにするなかれ」 科学的なシミュレーションによる「安全神話」より、地元で伝えられていた伝承・口碑 の方が、はるかに人々の身を守る知恵になっていたことを、様々な史資料を駆使し、又 科学者も交えて検証された歴史書です。 最終章では、114年前の「変動地調査報告」で危険とされた地盤の隣接地域にある 高浜原発にも触れています。