業績回復を目指す初芝の新社長に就任した郡山から、その右腕に指名された島は、海外事業の一切を取り仕切る専務に昇進する。発言力の増した島のビジョンに初芝の未来がかけられた! その頃、東京の初芝本社では、次期社長争いが本格化していた。そして島のプライベートもにわかに賑やかになる。旧知との再会、別れ、そしてインド人女優との会食を写真週刊誌に盗撮され…! 巻末付録として、2010年に発売した『島耕作クロニクル 40th』(発行/講談社)より「専務時代の島耕作」、「『島耕作』サラリーマン名言集」を抜粋収録。