• 著者せがわまさき
  • 出版社講談社
  • ISBN9784063771886
  • 発行2015年5月

鬼斬り十蔵 4 新装版

平安の世、大陰陽師安倍晴明に術比べで敗れた外道法師蘆屋道満は、晴明に対する呪いの言葉を吐きながら「鬼込の太刀」に封印されてしまう。それから800年余りが過ぎた時代。妄執に取り付かれて鬼と化した道満は、晴明の子孫である源蔵の体を乗っ取り現世に蘇り、源蔵の妹香奈瑚の魂を奪って晴明への復讐を企む。それぞれの思惑は複雑に絡み合うが、それらは全て晴明の恐るべき計画の歯車でしかなかった。

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