「知らないの? 女が正しく生きられないのが誰のせいか」美鈴が思わずぶつけてしまった本音に、新妻は強く強く反応する。婚約者の美奈子を気遣うふりをしながら、SEXをしようとしない早藤は、美鈴をレイプし続け、美鈴もそれに抗えない。心と体が、女であり男であるという役割が、軋み、悲鳴をあげる――。