「このまま死ぬ? それとも、同じになる?」。謎の少女に襲われ、決断を迫られたあの夜──。幸せでも、不幸でもなかった僕のありきたりな日常は、跡形もなく壊れてしまった…。『惡の華』押見修造が描く、鮮血のダークヒーロー奇譚!
僕、じゃない──。謎の少女に襲われた夜から始まった、岡崎の異変。“血”を見た瞬間に湧き上がる欲望。そして、驚異的な身体能力。一方で、あの日をきっかけに岡崎には友達ができた。同級生の五所さん、いじめっ子だった勇樹とその彼女・白石。つかの間の楽しい学校生活はしかし、岡崎の“覚醒”で一変する…!!