科学・技術を学ぶ上で、最も重要な数学が、微分と積分です変化を記述する微分、面積や体積、量を計算する積分。この2つは、科学や工学、さらには経済学でも最も重要な数学です。どちらも、基本はすべて高校で学びますが、「あやふやな人」が多いのも、この2つです。法則や定理を正確に理解するために、もう一度、しっかり復習してみましょう。
竹内淳先生のブルーバックス「高校数学でわかる」シリーズは、『高校数学でわかるマクスウェル方程式』以来すでに10タイトルに及び、電子書籍も含めた累計発行部数は総計30万部を超え、読者の大きな支持を得ています。
このシリーズでいう「高校数学」とは、微分と積分のこと。「高校数学でわかる」シリーズは、高校で学習する微分と積分を理解していることが前提になっています。
物理学や化学、工学さらには経済学などで必須な、最も重要な数学は微分と積分です。しかし、数学嫌いにとっては微分・積分は、文字通り五里霧中、意味不明であり、また高校で習ったはずの理系出身者であっても、あやふやだったり、公式を忘れたり、そんな読者も多いと思います。
法則や定理を正確に理解するために、もう一度はじめから復習してみましょう。