近くの書店で在庫を調べる
  • 著者安丸良夫
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784006002961
  • 発行2013年7月

出口なお / 女性教祖と救済思想

大本教の開祖、出口なお(一八三七‐一九一八)は生活苦と家族の不幸が重なるなか、五十代にして初めて神がかり状態になり、自動書記による「お筆先」という文章を大量に残した。すべての人に改心をもとめる、そのラディカルな千年王国的終末思想はどこから生まれたのか。民衆思想史家が宗教者の内面に迫る評伝の傑作。

>> 続きを表示