ロナアルワの事件に終止符を打った翠蘭たちは、コンポを出発しヤルルンに向かう。無事ヤルルンの聖寿大祭に参加し、王太子ラセルと王女イェルカの披露目を終えた翠蘭は、リジムの父で吐蕃の大王であるソンツェン・ガムポと王国のこれからと王位について話し合う。そこで翠蘭はある大胆な決断をするのだが。愛しい人々、新しい約束、永遠に繋がるこの大地。消えない想いを胸に翠蘭は前進する。