白い煙におおわれたスチーム・シティでは、怪盗虹仮面による、虹水晶の連続盗難事件が発生していた。7つある虹水晶のうち、すでに4つが虹仮面の手に渡り、蒸気警察の八神警部は、市民の批判にさらされていた。赤水晶を虹仮面に奪われたあと、川沿いを散歩していた八神警部。すると、小柄な少年が話しかけてくる。その少年は、伝説の名探偵、鳴滝総一郎にどこか面影が似ていて…。少年探偵鳴滝の誕生を描く。