近くの書店で在庫を調べる
  • 著者臼井幸彦/著
  • 出版社集英社
  • ISBN9784087203417
  • 発行2006年0月

映画の中で出逢う「駅」

映画の発明者、ルイ・リュミエールが作品『列車の到着』の中でフランスのラ・シオタ駅を使用して以来今日に至るまで、世界中の駅は、映画の舞台装置として重要な役割を果たしてきた。『カサブランカ』では失意の旅立ちの場として、『ハリー・ポッターと賢者の石』では新たな人生のスタート地点として…。なぜ駅のシーンは印象に残るのか。東京駅、グランド・セントラル駅など名だたる駅から北海道の増毛駅といったローカルな駅まで、日本と欧米の駅の構造的特徴や魅力を名作映画の中から紹介する。普段は通過点でしかない「駅」の知られざる顔が見えてくる。

>> 続きを表示