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  • 著者萩本欽一
  • 出版社集英社
  • ISBN9784087208870
  • 発行2017年6月

ダメなときほど「言葉」を磨こう

そのとき、どんな「言葉」を発するかで
人生の終着点は大きく変わる!

永六輔、山口百恵、吉永小百合…時代を彩る大スターから市井の人々まで、“欽ちゃん”こと萩本欽一の心に残った言葉から、生きる上で大切なことは何かを考えた「人生哲学」の決定版!
【主な内容】
永六輔の言葉
(40代の頃、永さんのラジオ番組に呼ばれて)「人生って、年を重ねるとたくさんの知り合いができて友だちができたりするけど、もう友だちも知り合いもいらないね。付き合う時間もないし。でもね、その中でも知り合いたい、友だちになりたいっていうのが出てくるんだよ。欽ちゃん、よく来たね」……(「会いたかった」とはひと言も言ってないのに、心から「会いたい」という気持ちが伝わる言葉)
吉永小百合の言葉
(欽ちゃんの映画の出演依頼への返答。「出演できない」との回答に続けて)「(TBSでの稽古の)休憩時間はだいたい○時ごろなので、窓を開けて外の空気を吸うでしょう。そのときに、映画の撮影ではなく、ニュース映像としてなら、お撮りになれるのではないですか」……(映画の出演としてはノーだけど、可能な限りイエスと答えてくれた)
木村拓哉の言葉
(欽ちゃんの番組のオーディションでの質問「好きな食べ物は?」への回答)「お母さんのつくったお稲荷さん」……(99パーセントの人は、「ハンバーグ」や「目玉焼き」のように、料理の名前だけを答える。しかし、彼は「お母さんのつくった」と言葉を添え、さらに、彼のイメージとはまるで異なる家庭的な料理を挙げた。そのセンスに「才能」を見出す)

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