ことば遣いの名手・井上ひさし。言葉、人生、社会、芸術への鋭い考察を含んだ文章は、小説、戯曲、対談など約180点の著作のあちこちに、笑ったり怒ったりして、ちりばめられている。316語のキーワードを50音順にならべ、その用語用法をみてみると…。『愛』から『悪口』まで、どこから読んでもおもしろくて、ためになる。