死んだはずの男・湯浅道男が生きていることを知った亜紀と健司は、事件の真相を解明するために動き出す。しかし、待ち受けていたのは抗いようのない公権力の壁だった…。圧巻の社会派サスペンス。〈受賞情報〉吉川英治文学賞(第50回)