「幸福指数世界一」を40年以上キープするデンマークの幸福の秘訣は子育てにありという切り口から、この国の子育ての特徴を数々の研究データや自身の経験を踏まえて解説。
「PARENT(親)」の頭文字を使い、6つのキーワード<P:Play(遊ぶ)A:Authenticity(ありのままを見る)R: Reframing(視点を変える)E: Empathy(共感力)N: No Ultimatums(叩かない)T:Togetherness (仲間とつながる)> で構成する子育て本。
現在、アメリカ、イギリス、ブラジル、トルコ、ハンガリー、ロシア、韓国など全15か国以上で刊行決定した世界的なヒット作。デンマーク社会の根底にある「人とのつながりを大切にする」という考え方は日本人にとっても共感できる一冊!
■主な内容
・子どもたちが自由に好きなだけ遊ぶ時間が、子どもの「折れない」心を育む。
・デンマークの親は、絶対に必要ではない限り子どもに手を貸さない。
・異なる年齢の集団で遊ぶことで、子どもは自制心と交渉術を学ぶ。
・ハッピーエンドの物語に慣れさせない。子どもは人生には起伏があることを知る。
・結果ではなく、プロセスを褒めるのがデンマーク流。
・親と子の意見が違うことを尊重すると、子どもに信頼と敬意が生まれる
・子どもが失敗したりミスしたりしても「よくやった」「頑張った」とは言わない。
・よその子に「あの子は~な子よね」というレッテルを貼らない。
・派手に叱るときは、時と場所を選ぶ。
・夕食を争う時間にしない。
・子どもに爆発しそう、怒鳴りそうと感じたら、親が他の部屋に行きしばらく閉じこもる。
・子どもの無理な要求でも、話を聴く姿勢を見せることが、親への敬意を生む。
・親が「今」に集中すれば、子どもも「今」に集中する。
・家族がチームであることを子どもに教える。