道具や手法ではない。工夫や忍耐など、単なる道筋に過ぎない。人がものを作るときの最も大きなハードルとは、それを作る決心をすることだ-小説執筆も物作りの一つと語る著者が、その発想法を明らかにする。ソフトをハードに語るエッセイ集。