近くの書店で在庫を調べる
  • 著者網野善彦
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784004201366
  • 発行1997年2月

日本中世の民衆像 / 平民と職人

弥生時代いらい稲作を中心に生きてきた単一の民族という日本人像は、近世以降の通念にしばられた虚像ではないだろうか。本書は、中世民衆が負っていた年貢・公事の実態とその意味を問い直し、さらに遍歴する職人集団の活動に光を当てることにより、その虚像をくつがえす。日本中世の多様な姿とゆたかな可能性が描き出される。

>> 続きを表示

この本を寄贈した人