変わりゆくものと、決して変わらないもの。
青森から京都にやってきて、舞妓さんを目指したものの、挫折し屋形(置屋)のまかないさんとして働くことになったキヨ。
一方、一緒に上京してきた同級生・すーちゃんは、師匠から“100年に1度の逸材”と評され、華々しく舞妓「百はな」としてデビューを果たしました。
本格的に舞妓として活躍をしはじめたすーちゃん。
彼女と対照的に、青森にいるときと何ら変わらず、おいしいお料理を作り続けるキヨ。
今巻では、すーちゃんの花街でのお姉さん・百子さんが初登場。
さて、百子さんお姉さんは、妹の親友・キヨのことをどう思っているのでしょうか…。
華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれるお台所物語第5巻です!