• 著者保立道久
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784004304692
  • 発行1996年11月

平安王朝

平安時代は従来、藤原氏が専横をきわめる時代として描かれ、天皇は後景に退いていた。だが、その理解は正しいだろうか?著者は、王権の運動と論理こそ時代を動かした力であると捉え、桓武から安徳にいたる32代の「王の年代記」に挑む。鮮やかに浮かび上がる新しい平安時代像とは何か-歴史研究の醍醐味を伝える通史叙述。

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