数十種だった生物が1万種にふえたカンブリア大爆発。生物は自由に動き回れる「形」を手にし、5つ目や上下が定かでないものなど奇妙な生物が出現した。生き方が形を決め、形の選択がその後の運命を決めていく。そして海で生まれた生命はどうやって陸に上がったのか。海から河へそして陸へ、淡水で生きることが腎臓の機能を高め、骨を太く強くしていった。魚が重力と空気呼吸に挑戦し、それを克服していく上陸のドラマ。