坊主が上手に病院で患者の命を救う!?
あおば台病院救命救急センターを、法衣でうろつく迷惑な医者がいた。 彼の名は松本照円。僧侶でありながら救急医として働く“僧医”である。 生死をさまよう患者のほかにも、医療には問題が山積みだ。 手術に同意しない家族、問題発言を繰り返す研修医、 カツラであることを妻に隠したまま結婚した中年男、 母とケンカしたまま事故に遭った娘、 3か月で病院を追い出される高齢者、 そして児童虐待… 医療でも仏教でも、人は救えない…のか? 松本は悩み、迷いながら、“いのち”を考える…!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「千手観音の腕って、どうやってついてるの?」 そんな疑問にもお答えしちゃう僧医・松本が、 救急医療の現場で葛藤し、怒り、だいたいは反省します。 ーー医療も、仏の教えも、いま生きている人のためのものです。