浅野いにお、衝撃の新境地へ-- ある漫画家の、脇目もふらず駆け抜けてきた連載が終わった。久しぶりに立ち止まった自分に残されていたものは、残酷なまでの“空虚感”だった。大切な存在ほど信じ切れず、束の間の繋がりだけに縋り始める日々―――漂流する魂が着地した時、男の本当の姿が現れる。浅野いにお、極限の最新作。 【編集担当からのおすすめ情報】 『ソラニン』から12年――漫画家として描き続ける残酷なまでの”業”とは?本作でそこに終着した著者の、次なる“覚醒”が始まります。