涙と感動の映画ノベライズ!
第二次世界大戦時、祖国を追われたユダヤ人約6000人の命を救った外交官・杉原千畝。世界を知ることで、日本をもっと良い国にしたい-ーーーー。その思いを胸に、千畝は満洲国からフィンランド、そしてリトアニアに赴任し、そこでナチス・ドイツに追われたユダヤ人たちに出会う。
「私たちにはもう行くところがないのです」と訴える彼らに、千畝が下した決断は、日本政府の命令に背いてビザを発給することだった。
千畝はなぜこのような決断をするに至ったのか?
涙と感動の映画『杉原千畝 スギハラチウネ』(2015年12月5日公開)を、当時の世界情勢の説明も加えて、子ども向けにわかりやすくノベライズ!
【編集担当からのおすすめ情報】
英語、ロシア語、ドイツ語、フランス語など数カ国語を操る”インテリジェント・オフィサー”として、一触即発であった世界情勢の情報を日本に発信し続けた外交官・杉原千畝。その勇気ある行動をぜひ子どもたちにも知ってもらいたい、そんな思いで、映画ノベライズをいたしました。
映画を見てから読むもよし、読んでから映画を見るもよし。
親子で観て、読んでいただき、家族で戦争について、そして平和について考えていただくきっかけになればと願っています。