近藤誠の「がん治療」のすべてがわかる本
「若いドクターのスキルアップのために」手術を選択する医者、ウニの放射線実験をいきなりがん患者に試す治療など、40年間がん治療の現場に携わってきた近藤誠医師が目の当たりにした患者不在の恐ろしい医療の実態とは?
「患者のための治療」を貫き、安易な手術や抗がん剤治療を批判したことにより、万年講師として慶應義塾大学病院で定年を迎えた近藤医師が病院や医療権力との闘いを赤裸々に告白。そして、その中でわかった「がんよりも怖いがん治療」に警鐘を鳴らす。
一方で、退職後に開いたセカンド・オピニオン外来でのアドバイス「がんとのつきあい方」「最先端医療の可否」「薬や検診の問題点」などについてもわかりやすく解説。
患者の総合医でありたいと願う近藤医師の最強・最良の処方箋となる一冊。
【編集担当からのおすすめ情報】
「がんは老化」と近藤医師が言い切る通り、4人にひとりががんになる時代。もしがんにかかったら、私たちはどういう治療を選ぶべきか?
不要な手術や薬で苦しまないためにも、「がん治療」の実態を知って、患者自身が自衛するしかない。自分や家族、大事な人の命を預けるにたる医者は誰なのか? わたしや家族ががんにかかったら、迷わず近藤先生に相談します! これが本当のおススメ情報です。