誰でも最期まで家で朗らかに生きられます!
痛みや不安がなく、最期まで朗らかに過ごしたい――それは誰しもが願うことでしょう。それを叶える場所は、果たして病院でしょうか。
多くの人は、家で最期まで過ごしたいと望みながらも病院で最期を迎えています。そうした中、家族に介護力がなくても、おひとりさまでも、末期がんでも、ボケていても、「誰だって、最期まで家で朗らかに生きられる!」と著者・小笠原文雄さんは説きます。
本書には、「退院したら5日の命」と余命宣告されながら5年経った今も元気に過ごす患者さんや、大切な人を看取った直後にご遺体を囲み、笑顔でピースするご家族、まるで自らの死期が分かっているような患者さん、「今がいちばん幸せ」と言う末期がんの患者さんなど、「在宅医療」だからこその、常識では考えられないような笑顔と奇跡のエピソードが満載です。
自分もそんな「人生のめでたい最期」を迎えたいと願う人や、大切な人にそんな最期を迎えてもらいたいと望む人、最期まで自分で介護を続けられるだろうかと不安な人も、読めば明るい気持ちになり、「笑顔でピース!」したくなること請け合いです。
だからあなたも、生きているうちに読んでください!
【編集担当からのおすすめ情報】
現在、大きな注目を集めている在宅医療。著者の小笠原文雄先生は、全国から医師が見学や研修に訪れる在宅医療の第一人者で、これまでNHK『クローズアップ現代』や『おはよう日本』、新聞各紙など様々紹介されてきた医師です。本書は、4年前に出版されたベストセラー『上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?』に続く、小笠原先生の初めての単著になります。
本書を読むと、きっと最初は「ウソでしょ!?」と驚き、そして読み進めるにつれ、圧倒的なエピソードの数々にこれは確かに本当に起きたことなんだと、深い感動が押し寄せるでしょう。
たとえ余命宣告を受けても、好きなお酒を飲んだり、海外旅行に行ったり、畑の作業をしたり、仕事に打ち込んだり・・・・・・そんな自分のしたいこと、好きなことができるとは、この本に携わる前は、思いもよりませんでした。
死はただただ悲しいものだと思っていましたが、それも違いました。旅立つ人も見送る人も満足して笑顔になれる死もあることを知りました。
この本には、そんな当たり前だと思っていた常識をくつがえす数多くのエピソードと写真、めでたい最期を迎える方法が具体的に書かれています。皆さんの人生観、死生観が変わる「大切な一冊」になると確信しています。