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  • 著者内田樹
  • 出版社小学館
  • ISBN9784094060218
  • 発行2014年2月

街場のマンガ論

日本マンガと日本人を身びいき目線で論じる
「これほど好きなジャンルは他にない」と語るマンガびいきの著者が、世界に誇る日本マンガについて熱く語る! 『エースをねらえ!』から、男はいかに生きるべきかを学び、『バガボンド』で教育の本質を見いだす。手塚治虫の圧倒的な倫理的指南力に影響を受けた少年時代、今なお、読み続ける愛すべき少女マンガ…。
日本でマンガ文化が突出して発展した理由をユニークな視点で解き明かす。巻末には養老孟司氏との対談を収録。言語としての日本語の特殊性と「マンガ脳」についての理論には瞠目される。マンガは、どれほどビッグビジネスになろうとサブカルチャーに踏みとどまって、その代償として自由を享受してほしい、と願う著者の「愛と敬意」のマンガ論である。解説は高橋源一郎氏。
【編集担当からのおすすめ情報】
2010年に同名のタイトルで刊行された単行本の、待望の文庫化です。文庫特典として、宮崎駿監督のアニメ『風立ちぬ』と、大人気マンガ『ONE PIECE』『進撃の巨人』についての解釈を加筆してもらいました。マンガはあまり読まない、という内田ファンにもぜひ読んでいただきたい。マンガを介してのユニークな日本人論でもあります。

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