• 著者さだまさし
  • 出版社小学館
  • ISBN9784094063462
  • 発行2017年6月

ちゃんぽん食べたかっ! 上

貧乏でも楽しい! 自伝的青春小説の金字塔
ときは高度経済成長期の真っ只中。
長崎で「天才」と期待されたヴァイオリン少年・雅志は、大志を抱き、中学進学を機に単身で上京する。
両親の期待を一身に背負った少年は、貧乏に耐え、苦悩しながら、ひたすら稽古に励んでいた。
ところが、音楽系の高校受験に失敗したことで、ヴァイオリニストになる目標に疑問を持ち始め、悪友たちと過ごす時間が増えていく。
『お前を信頼しています』--そんな母の手紙に胸を痛めながら…。
切なく哀しいけど、可笑しく、そして決して諦めない青春物語の金字塔!
「解説」は芥川賞作家・又吉直樹さん。
「どの場面を切り取っても優しさがある。感謝がある。自分と関わった人達を大切に思っているのが本当に伝わる」

【編集担当からのおすすめ情報】
さださんはなぜ、35億円もの借金を完済することができたのか? なぜ、多芸多才の持ち主になれたのか? なぜ、どんな人とも優しく温かく接することができるのか?
「解説」を書いた又吉直樹さんも、そうした理由について言及していますが、読んだ人それぞれが自分自信の人生と重ね合わせ、日々が前向きになるヒントを、必ず得ることができると思います。

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