吉野ケ里など、多くの考古遺跡から出土した数多くの発掘資料、文献資料をもとに弥生時代の絹・布織物を考察。「魏志倭人伝」に記された倭錦、野生人の衣服とそのデザインにも言及し、出土分布状況から、当時の絹の生産地や邪馬台国の所在地も推理する。