• 著者遊川和郎/著
  • 出版社小学館
  • ISBN9784098250608
  • 発行2009年-1月

強欲社会主義 : 中国・全球化の功罪

日本を抜いて世界第二の経済大国が目前となった中国。社会主義を標榜しながらも、豊かになりたいという人間の欲望と激しい競争の上に成り立っているのは資本主義と同じである。それが異質に見えるのは経済発展を最優先する国のあり方、豊かさを手に入れるためには手段を選ばない人々のどん欲さ、といった「強欲」にあるのではないか?こうした強欲が中国国内に収まってくれていれば「対岸の火事」ですむが、ヒト、モノ、マネーに混じって溢れ出してきた。世界はこの強欲とどう向き合えばよいのか。

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