なぜ「何をしても許される」と考えるのか?
秘書に数々の暴言を吐いて話題となった東大卒・官僚出身の代議士、経営する企業の金を博打につぎ込んで逮捕された高学歴の世襲経営者…といった有名なケースに限らず、一流大学卒で輝かしいプロフィールの持ち主が、暴言を吐いたり、周囲を振り回したりするケースが後を絶たない。
厄介なのは、これらの人たちに「周りに迷惑をかけている」という自覚がないこと。
優秀なはずの人たちが、なぜこのような行動を起こしてしまうのか。そして、なぜ自覚がないのか。
気鋭の精神科医が、「無自覚型」の高学歴モンスターの精神構造を分析し、対処法を明らかにする。
【編集担当からのおすすめ情報】
部下に暴言を吐く、会社の金を自分の金のように蕩尽する、自分は特別だと思い込み、部下や同僚を見下す…。高学歴なのに、こんな行動や症状を見せる上司や同僚がいたら、「高学歴モンスター」の可能性があります。
彼らのほとんどは、「周りに迷惑をかけている」とか、「自分は嫌われている」と思っていないので、本人が反省して改めることはありません。自分の周囲に「高学歴モンスター」が疑われる人がいたら、ぜひ、本書をご覧ください。